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設立趣旨

日本の農村、高齢化と後継者不足により、人口は減少の一途をたどり、集落の維持さえ困難な状況となり、消滅の危機にさらされている。さらに農薬の多投により農山村の生物環境は悪化し、多くの生き物たちが絶滅に向かっている。国土の約70%を占める中山間地農村は、山あり谷ありの地理的条件から矮小な農地に囲まれており、生産性向上を図る単一経営で大規模・企業的経営者の育成は困難な状況にある。

現在でも約7割を超える農家が小規模で家族経営の兼業農家である。これを小農という。今なお農村社会を支えている圧倒的部分はこの小農の人々である。一方では、農的暮らし、定年帰農、市民農園、体験農園、菜園、ベランダ栽培など、農業に関心を抱く都市生活者も増えている。これも、これからの新しい小農の人たちである。21世紀は第二次、三次産業に従事する人々も、何らかの形で生きる礎である農業に関わる時代を迎える。これが次の新しい社会である。

そのための教育の場として霧島生活農学校を設立する。本校は小農の小農による小農のための学校であり本校では精神性の高い人を育てたい。

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